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ベトナム戦争終結とは?

べとなむせんそうしゅうけつ

ベトナム戦争終結とは、1975年4月のサイゴン陥落によって南ベトナム政府が崩壊し、約20年にわたる長期戦争が終わった歴史的な出来事です。

ベトナム戦争終結は、1975年4月30日に南ベトナムの首都サイゴン(現在ホーチミン市)が北ベトナム・南ベトナム解放民族戦線の軍に制圧されたことで、南ベトナム政府が無条件降伏し、長期にわたる戦争が終わった出来事です。

ベトナム戦争は1955年頃から本格化し、アメリカ合衆国が南ベトナム政府を支援する形で深く関与しました。1960年代には大規模な米軍の地上戦・空爆が展開されましたが、北ベトナムとゲリラ組織ベトコンの抵抗は衰えず、泥沼化していきました。アメリカ国内では反戦運動が激化し、世論の批判を受けたアメリカ政府は交渉路線に転換しました。

1973年1月のパリ和平協定によってアメリカ軍は撤退しましたが、南北ベトナムの戦闘は継続されました。アメリカの支援を失った南ベトナム軍は各地で北ベトナム軍の攻勢に押され、1975年3月以降急速に戦線が崩壊しました。4月29〜30日、アメリカ大使館屋上からのヘリコプターによる最終避難(作戦名:フリークエント・ウィンド)は終戦の象徴的場面として世界に伝えられました。

戦争終結後、1976年にはベトナム社会主義共和国として南北が統一されました。この戦争でベトナム側の死者は数百万人、アメリカ軍の戦死者も5万人以上に上り、冷戦時代を代表する最も深刻な代理戦争として歴史に刻まれています。

使い方・例文

冷戦史・現代史の学習や報道でよく参照されます。「ベトナム戦争終結はアメリカの外交政策に大きな転換をもたらし、その後のカーター政権の人権外交へとつながった」というように、国際政治の文脈で論じられます。

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