ベタ塗りとは?
べたぬり
ベタ塗りとは、漫画やイラストにおいて特定の領域を黒(または単一の色)で均一に塗りつぶす技法で、コントラストや感情表現に用いられます。
ベタ塗りとは、漫画・イラスト・グラフィックデザインにおいて、特定の領域を黒または単一の色でムラなく均一に塗りつぶす表現技法のことです。漫画では主に黒い領域を作ることで、影・夜・闇・重厚感・緊張感などを表現するために使われます。
ベタ塗りには以下のような表現効果があります。
- 明暗のコントラストを強調し画面に締まりを生む
- キャラクターの服や髪を黒く塗ることで存在感を増す
- 背景を黒く塗ることで夜間・密室・不安な状況を表現する
- 感情の激しさや重圧感を視覚的に強調する
手描き漫画の時代には、ペンで線を引いたあとに専用の墨汁や筆でベタを塗る作業は非常に手間がかかるものでしたが、デジタル作画の普及により「塗りつぶし」ツールで瞬時に処理できるようになりました。モノクロ漫画において、ベタ・トーン・白の三要素をどう配置するかは、ページ全体のビジュアルバランスを決める重要な判断です。ベタを多用したダークな画面は緊張感や重厚感を演出し、ベタを抑えた明るい画面は軽快さやポップさを生みます。
使い方・例文
漫画のホラーシーンや夜の場面でページの背景が黒く塗りつぶされていたり、悪役のコートが全面ベタで塗られてその威圧感を強調する表現がベタ塗りの典型例です。
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