ヘンリー4世 (イングランド王)とは?
へんりーよんせい
ヘンリー4世はランカスター朝を開いたイングランド王で、リチャード2世を廃位して王位を奪取した最初のランカスター家の君主です。
ヘンリー4世(1367年〜1413年)は、プランタジネット朝の支流ランカスター家出身のイングランド王で、1399年から1413年まで在位しました。ヘンリー・ボリングブルック(またはボリングブロークとも表記)として生まれ、ジョン・オブ・ゴーント(エドワード3世の第3子)の息子です。
1398年に従兄弟のリチャード2世から追放されましたが、翌年リチャード2世がアイルランド遠征中の隙をついてイングランドに帰還しました。広範な貴族の支持を背景に軍事的優位を確保し、リチャード2世を廃位して自ら即位しました。これはヨーク朝との薔薇戦争の遠因ともなるランカスター朝の開幕です。
在位中の主な出来事は次の通りです。
- ウェールズのオウィン・グリンドゥールによる大規模な反乱(1400年〜)
- ハリー・ホットスパー(パーシー家)など貴族の反乱鎮圧
- 病(てんかんとも皮膚病とも伝わる)に苦しんだ晩年
シェイクスピアの歴史劇「ヘンリー4世」(第1部・第2部)で描かれたことで、英語圏では文学的にもよく知られた王です。息子ヘンリー5世はアジャンクールの戦いで名声を上げました。
使い方・例文
英国史の講義や、シェイクスピアの歴史劇を扱う授業・解説書で薔薇戦争の前史としてヘンリー4世の名が登場します。
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