プルダウン抵抗とは?
ぷるだうんていこう
プルダウン抵抗とは、デジタル回路の信号線をグランド(Lowレベル)に引き下げておくために接続する抵抗のことです。
プルダウン抵抗(Pull-down Resistor)とは、マイコンやデジタルICの入力ピン・信号線とグランド(GND)の間に接続する抵抗のことです。信号線が何も駆動されていない(ハイインピーダンス)状態のとき、信号線の電荷がこの抵抗を通じてグランドへ流れ出し、信号線を確実にLowレベル(論理0)に保ちます。
プルダウン抵抗が使われる主な場面は次のとおりです。
- スイッチ入力(アクティブHighの場合):スイッチが押されていないときにLowを確保し、押下時に電源からHighが入力される構成
- トーテムポール出力との混在回路:バス上の信号線をデフォルトLowに固定したい場合
- アナログ入力の安定化:センサーが外れたときに入力が不定になるのを防ぐ
プルアップ抵抗との使い分けは、デフォルトの論理レベルをHighにしたいか(プルアップ)、Lowにしたいか(プルダウン)によって決まります。スイッチ入力では押されたときに電源に接続されるならプルダウン、グランドに接続されるならプルアップを選びます。
抵抗値は一般的に1kΩから100kΩの範囲から回路の消費電力・速度バランスを考慮して選択します。信号線が長くなる場合は配線の浮遊容量も考慮する必要があります。
使い方・例文
モーターのエンコーダ信号線にプルダウン抵抗を入れておくと、ケーブルが外れたときに信号がフローティングになって誤動作する危険を防ぎ、確実にLowレベルを保持できます。
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