プリンシパル=エージェント問題とは?
ぷりんしぱるえーじぇんともんだい
依頼人(プリンシパル)と代理人(エージェント)の利害や情報が一致しないために生じる問題のことです。
プリンシパル・エージェント問題とは、ある人(プリンシパル、依頼人)が別の人(エージェント、代理人)に仕事を委任した際に、両者の利害や持っている情報の量が異なるために生じる問題のことです。経済学や組織論、政治学などで用いられる概念です。
エージェントはプリンシパルよりも実際の業務内容について詳しい情報を持つことが多く、この情報の非対称性を利用して、プリンシパルの利益よりも自分自身の利益を優先する行動をとる場合があります。これは「モラルハザード」と呼ばれる状況につながることもあります。
身近な例としては、株主(プリンシパル)と経営者(エージェント)の関係が挙げられます。経営者が株主の利益よりも自分の報酬や地位を優先して経営判断を行うと、株主の利益が損なわれる可能性があります。同様の構図は、患者と医師、有権者と政治家、雇用主と従業員の関係にも見られます。
この問題への対策として、業績に連動した報酬制度の導入や、情報開示の徹底、監視体制の強化などが行われています。
使い方・例文
株主総会で経営者の報酬制度を見直す議論は、プリンシパル・エージェント問題を軽減するための取り組みの一例です。
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