プサムティク1世とは?
ぷさむてぃくいっせい
プサムティク1世は古代エジプト第26王朝(サイス朝)の創始者で、アッシリアの支配を脱してエジプト統一を成し遂げた王です。
プサムティク1世(在位紀元前664年頃〜紀元前610年頃)は、古代エジプト後期の第26王朝(通称サイス朝)を開いたファラオです。エジプト北西部のデルタ地帯に位置するサイスの太守(地方領主)の家系に生まれ、当初はアッシリア帝国の属王として支配下に置かれていました。
紀元前7世紀半ば、アッシリア帝国が内政問題で弱体化した機会を捉え、ギリシャやカリアからの傭兵を積極的に活用して軍事力を増強しました。これにより他のエジプト各地の支配者を次第に従わせ、約10年をかけてエジプト全土の統一を実現しました。アッシリアへの従属から脱した初の完全なエジプト人による統治とされます。
内政面では次のような施策で知られます。
- ギリシャ人商人・傭兵の積極的な招致と交易の振興
- ナウクラティスなどの交易拠点整備への道を開く
- サイスを首都として文化・宗教の復興を推進
54年にわたる長い治世は、エジプト後期の安定と文化的繁栄の基礎を築き、後継者たちがギリシャ・バビロニアとの外交を展開する土台となりました。
使い方・例文
古代オリエント史や古代エジプト史の講義・書籍で、サイス朝とギリシャとの交流を語る文脈でプサムティク1世の名前がよく登場します。
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