ブロンズ鋳造とは?
ぶろんずちゅうぞう
ブロンズ鋳造とは、銅と錫を主成分とする合金(青銅)を溶かして型に流し込み、彫刻や器物を作る金属加工技術です。
ブロンズ鋳造とは、銅(Cu)を主体に錫(Sn)などを混ぜた合金である青銅(ブロンズ)を高温で溶融し、あらかじめ作った鋳型に流し込んで冷却・凝固させることで造形物を作る技術です。人類史上最も古い金属加工技術のひとつで、紀元前数千年前から世界各地で用いられてきました。
ブロンズ鋳造の代表的な工程と手法は以下の通りです。
- 原型制作:粘土・石膏・ワックスなどで元となる形(原型)を作ります
- 鋳型作り(ロスト・ワックス法):原型にろう(ワックス)を使い、その周囲を耐熱素材で覆ったのち加熱してろうを溶かし出し、空洞の型を作ります
- 溶湯の注入:1000度前後に溶かしたブロンズを型に流し込みます
- 仕上げ:冷却後に型を壊して取り出し、表面を研磨・着色(パティナ処理)して仕上げます
ブロンズは鉄より低い融点・優れた流動性・耐食性を持つため、細部まで精密に再現でき、屋外での耐久性も高いという特性があります。古代ギリシャの彫像・東洋の仏像・近現代の記念像・工芸品など、世界中の文化において重要な造形手段として使われてきました。現代でも彫刻家がロスト・ワックス法を用いてブロンズ彫刻を制作しています。
使い方・例文
公園に設置されている偉人の銅像や、美術館に展示されているロダンの彫刻作品などは、ブロンズ鋳造の技術によって制作されたものです。
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