ブロックプリントとは?
ぶろっくぷりんと
ブロックプリントとは、木や金属などで彫った版(ブロック)に染料を塗り布や紙に押し付けて柄を転写する、伝統的な手工芸の染色・印刷技法です。
ブロックプリント(Block Print)とは、彫刻が施された木製・金属製の版(ブロック)を用いて、布や紙に模様を繰り返し転写する手工芸技法です。版画の一形態であり、世界各地で独自の様式として発展しました。
技法の基本的な工程は以下のとおりです。
- デザインを版材に描き、彫刻刀などで模様を彫り抜く(または凸部を残す)
- 版に染料またはインクを塗布する
- 布や紙の上に版を正確に押し当て、圧力をかけて転写する
- 色を変えながら複数の版を重ねて多色柄を表現する
インドのラジャスタン州を中心に発展した「インド・ブロックプリント」は世界的に有名で、植物・花・幾何学文様を木版で捺染した布は「カラムカリ」や「バグル」などの地名と結びついた伝統工芸として知られています。日本では「型摺り染め」に近い発想があり、ヨーロッパでは中世以来の木版印刷がその源流にあたります。
現代では手作業の温かみやわずかなズレが「ハンドメイド感」として評価され、インテリア生地・ファッションアイテム・文房具などに用いられています。機械プリントとは異なる不均一な風合いが、ブロックプリント最大の魅力とされます。
使い方・例文
インド土産のコットンストールやクッションカバーに「Hand Block Printed」と記されていることが多く、伝統工芸品の説明文やハンドメイド市場でよく目にするキーワードです。
この用語をシェア
最終更新: