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フンババとは?

ふんばば

フンババとは、古代メソポタミア叙事詩ギルガメシュ叙事詩』に登場する、神々に命じられて杉の森を守護する恐ろしい番人の怪物です。

フンババ(Humbaba、フワワとも表記)は、古代メソポタミアで生まれた世界最古の文学作品の一つ『ギルガメシュ叙事詩』に登場する怪物です。シュメール・アッカドの神話世界において、神エンリルによって杉の森(「杉の山」とも)の守護者として任命された存在とされています。

叙事詩の中でギルガメシュ王とその友人エンキドゥは、永遠の名声を求めて杉の森へと遠征し、フンババを討つことを決意します。フンババは圧倒的な力と恐ろしい咆哮を持ち、近づく者を恐怖で圧倒する能力を持つと描かれています。最終的にギルガメシュとエンキドゥはフンババを打ち倒しますが、神々の守護者を殺したことへの代償として、後にエンキドゥは神々の怒りを買い命を落とします。

フンババのエピソードは単なる怪物退治の物語ではなく、人間の欲望・英雄性・自然への侵犯・死の必然性といった普遍的なテーマを含んでいます。古代メソポタミアの粘土板に楔形文字で記されたこの叙事詩は、紀元前2000年以上前にさかのぼる作品であり、世界の神話・文学研究において非常に重要な位置を占めています。

使い方・例文

古代メソポタミア文明やギルガメシュ叙事詩を扱う授業・書籍で「フンババ」の名前が登場し、世界最古の英雄神話を語る文脈でよく引用されます。

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