フレンチノットステッチとは?
ふれんちのっとすてっち
フレンチノットステッチとは、刺繍糸を針に巻き付けて布に小さな粒状の結び目を作る刺繍技法です。
フレンチノットステッチ(French knot stitch)とは、刺繍において糸を針の周りに数回巻き付け、布に刺し戻すことで小さなコブ状の立体的な点を作る技法です。フランス結び目刺繍とも呼ばれます。
手順はシンプルで、布の表から針を出したあと、針先に刺繍糸を1〜3回巻き付け、出し穴のすぐ横(ほぼ同じ位置)に針を刺し返して裏へ引き抜きます。巻く回数が多いほど粒が大きくなり、使う糸の本数や太さでも大きさを調整できます。
このステッチは様々な用途で使われます。
- 花の花芯や蕊(しべ)の表現
- 果実・木の実の粒感を出す描写
- 目・鼻・口などキャラクターの顔パーツ
- 散らしてテクスチャとして面を埋める技法
- 文字まわりの装飾ドット
コツは針を引き抜くとき糸をしっかり押さえながらゆっくり引くことで、結び目がきれいな球状に整います。密に並べるとボコボコとした素朴な布地感になり、ヴィンテージ調やナチュラル系の作品に多用されます。フランス語でポワン・ド・ノー(点の結び)とも呼ばれ、ヨーロッパの伝統刺繍で古くから愛されてきた技法です。
使い方・例文
バラの刺繍で花びらを縁取ったあと、中央の花芯部分にフレンチノットステッチを密に刺して立体感と質感を出します。
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