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フレット間隔(平均律)とは?

ふれっとかんかく

ギターなどの弦楽器で、平均律に基づきフレットを配置する際の各フレット間の距離のことです。

フレット間隔(平均律)とは、ギターベースなどのフレット付き弦楽器において、平均律(12音を等比数列で分割した音律)に従ってフレットを配置するための距離の計算方法およびその結果を指します。

平均律では1オクターブを12の等しい半音に分割します。音の高さは弦の振動する長さ(振動長)に反比例するため、半音上がるごとに弦の振動長は「2の12乗根(約1.05946)分の1」になります。この性質を利用し、ナット(0フレット)から各フレットまでの距離は以下のように決まります。

  • ナットからブリッジまでの有効弦長をLとする
  • 1フレット目はナットから L × (1 − 1/2^(1/12)) の位置
  • 各フレットは直前フレットから残り弦長の約5.946%の距離に置かれる

この計算式により、ナット側のフレット間隔は広く、ブリッジ側に行くほど狭くなります。たとえば標準的なギターの弦長約650mmでは、1フレット目は約36mm、12フレット目はナットから約325mm(弦長の半分)の位置になります。12フレットで音程がちょうど1オクターブ上になることがこの仕組みの証明です。

平均律によるフレット配置は、すべての調で均等に演奏できる利点があり、現代の弦楽器の大半に採用されています。一方、純正律と比べると各音程に微妙な誤差があるとも言われますが、実用上は問題のない精度です。

使い方・例文

ギター製作(ギターリペア・ラッシング)の場面で、フレット溝を切る位置を算出する際に「フレット間隔(平均律)の公式」が使われます。弦長を2の12乗根で繰り返し割ることで各フレットの正確な位置が求められます。

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