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フルール・ド・リスとは?

ふるーるどりす

ルール・ド・リスとは、ユリの花を様式化した紋章のシンボルで、フランス王室との深い結びつきで知られ、ヨーロッパ各国の紋章や建築装飾に広く用いられてきたデザインモチーフです。

ルール・ド・リス(仏:fleur-de-lis、フランス語で「ユリの花」)は、ユリ(またはアイリス)の花を図案化した三弁のシンボルです。中央に立つ大きな花弁と左右に広がる二つの弁、そして根元を横帯でまとめた独特の形状が特徴で、紋章学においてもっとも認知されたモチーフの一つです。

フルール・ド・リスはフランス王家との結びつきで特に知られています。中世フランスでは王権の象徴として王旗や衣装に多用され、「フランスの紋章」として広く認識されるようになりました。起源については諸説あり、クローヴィス1世の洗礼の際のユリとの伝説や、戦場で使われたほこ先のデザインが変化したという説などが伝わっています。

フランス以外にも、カナダのケベック州・ルイジアナ州・ベルギー・イタリアのフィレンツェなど、フランス文化の影響を強く受けた地域の紋章・旗・市章に採用されています。建築装飾としても教会・城館・公共建築の欄干や装飾細工に頻繁に登場し、ゴシック様式の装飾では定番モチーフとなっています。

現代ではスポーツチームのロゴや高級ブランドのデザインにも取り入れられ、ヨーロッパの伝統と格式を表すシンボルとして広く認識されています。

使い方・例文

カナダのケベック州旗やニューオーリンズの市章にフルール・ド・リスが使われており、フランス系移民の文化的ルーツを象徴するシンボルとして機能しています。

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