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フルンティングとは?

ふるんてぃんぐ

フルンティングとは、古英語叙事詩『ベーオウルフ』に登場する伝説の剣の名前で、英雄ベーオウルフが怪物フランダースと戦う際に借り受けた武器として描かれています。

フルンティング(Hrunting)は、古英語で書かれた叙事詩『ベーオウルフ(Beowulf)』に登場する伝説の剣です。この詩はゲルマン民族の英雄伝承をもとに書かれており、現存する最古の英語文学の一つとして広く知られています。

物語の中でフルンティングは、ベーオウルフの友人・宮廷戦士アンフェアスが所有する名剣として描かれています。鉄でできており、毒草の汁に浸されて鍛えられた刃を持ち、戦場で一度も失敗したことがないと称えられます。アンフェアスはグレンデルの母との戦いに臨むベーオウルフに、この剣を貸し与えます。

しかし物語の中でフルンティングは、グレンデルの母には通じませんでした。剣が効かないと知ったベーオウルフは、洞窟内で偶然見つけた古い巨人族の剣で怪物を退治します。フルンティングは結果的に役立たなかったにもかかわらず、ベーオウルフはアンフェアスへの感謝を示して剣を返却しており、この場面は英雄的な礼節と人間関係の描写として注目されています。

フルンティングは中世文学における「魔剣・名剣」モチーフの一例であり、北欧・ゲルマン文学に登場する数多くの伝説の武器の一つとして、文学研究や神話学の文脈で語られます。

使い方・例文

英文学や西洋中世文学の授業で『ベーオウルフ』を扱う際に登場します。ゲームやファンタジー創作で伝説の武器の元ネタとして参照されることもあります。

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