フリッツ・ラングとは?
ふりっつらんぐ
フリッツ・ラングはオーストリア出身の映画監督で、サイレント映画の傑作『メトロポリス』などで映画史に大きな足跡を残しました。
フリッツ・ラング(1890〜1976年)は、オーストリア・ウィーン生まれの映画監督です。ドイツのワイマール共和国時代に活躍し、その後ナチス政権の台頭を逃れてアメリカへ渡り、ハリウッドでも精力的に作品を生み出しました。
ラングの代表作は1927年に制作された『メトロポリス』です。ディストピア的な未来都市を舞台に、支配階級と労働者の対立を描いたSF大作であり、そのビジュアル表現は現代のSF映画にまで影響を与えています。階層社会・テクノロジーへの警戒というテーマは今日でも色あせません。
他にも以下の作品が映画史上の重要作として評価されています。
- 『M』(1931年):連続殺人犯を描いた心理サスペンスの傑作
- 『ニーベルングの指環』(1924年):壮大なドイツ叙事詩を映像化
- 『ドクトル・マブゼ』シリーズ:犯罪と権力をテーマにした作品群
ラングの映画は表現主義的な光と影の使い方、張り詰めた緊張感、社会批評的な視点が特徴です。映画における視覚的語法を確立した先駆者として、今日も多くの映像作家に影響を与えています。
使い方・例文
映画史の授業やSFの源流を語る場面では、フリッツ・ラングと『メトロポリス』がほぼ必ず言及されます。
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