フリジアスケールとは?
ふりじあすけーる
フリジアスケールとは、西洋音楽の旋法のひとつで、ミの音から始まる独特の暗く異国的な響きを持つ音階です。
フリジアスケール(Phrygian Scale)は、西洋音楽の教会旋法(モード)のひとつで、ピアノの白鍵だけを使うとEの音(ミ)からEまで弾いたときに得られる音階です。全音・半音の並びは「半・全・全・全・半・全・全」となり、最初の音程が半音であることが最大の特徴です。
この冒頭の半音下降感が、フリジアスケールに独特の暗く緊張感のある雰囲気をもたらします。スペインやアラブ音楽の旋律に似た異国的な色彩があり、フラメンコや中東音楽との親和性が高いことでも知られています。長調・短調のシステムが確立した近代以降も廃れることなく、ジャズ・メタル・ゲーム音楽など幅広いジャンルで活用されています。
フリジアスケールの主な特性は以下のとおりです。
- 最初の音と2番目の音が半音関係(最大の特徴)
- 短3度・短7度を含む短調的な性格
- スパニッシュ・フリジアンはさらに長3度を加えてより強烈な異国感を出す変形版
- ハードロックやメタルのリフで頻用される
使い方・例文
スペインのフラメンコ音楽や、メタルバンドのギターリフにフリジアスケールの響きがよく登場します。ゲーム音楽で「謎めいた異国の場所」を表現する際にも用いられます。
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