フラットラックコンテナとは?
ふらっとらっくこんてな
フラットラックコンテナとは、側壁と屋根を取り除き平台状にした海上輸送用コンテナで、大型重量物の積み込みに特化した形状の輸送機器です。
フラットラックコンテナとは、標準的な海上コンテナから側壁と天井部分を除去し、床面と両端の端壁(エンドウォール)だけを残した平台型のコンテナです。「フラットラック(Flat Rack)」の名称は、平らな荷台(ラック)を意味します。
通常のコンテナでは積み込めない大型・重量・変形貨物を輸送するために設計されています。端壁は折りたたみ式の製品も多く、複数個を連結して超長尺物にも対応できます。また、クレーンやフォークリフトで上方・側方から自在に積み下ろしができるため、荷役作業の自由度が高いのが特長です。
フラットラックコンテナが使われる代表的な貨物には以下のものがあります。
- 建設機械(ショベルカー・クレーンなど)
- 大型産業機器・発電設備
- 鉄鋼製品・鋼管・レール
- ヨットや小型船舶
- 風力発電のブレードなど超長尺部材
サイズは20フィートと40フィートが主流で、国際規格(ISO規格)に沿って製造されているため、世界中の港湾や鉄道・トラック輸送との互換性があります。過積み防止のため積載重量の上限は厳格に管理されており、専門の輸送計画(ヘビーリフト計画)が必要となるケースもあります。国際貿易における大型設備輸出入の拡大とともに需要が高まっています。
使い方・例文
海外への建設機械輸出や、海外から輸入する大型変圧器の海上輸送に際して、フラットラックコンテナが選定されます。港湾での荷役作業や輸送計画の文書にこの名称が登場します。
この用語をシェア
最終更新: