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フライホイール蓄電とは?

ふらいほいーるちくでん

高速回転する重いディスク(フライホイール)の運動エネルギーを利用して電力を蓄え、瞬時に放電できる蓄電技術です。

フライホイール蓄電とは、重い円盤状の回転体フライホイール)を高速回転させることで運動エネルギーとして電力を蓄え、必要なときにその回転エネルギーを電力に変換して取り出す蓄電技術です。

仕組みは電動機(モーター)と発電機が一体となったシステムで、充電時は電動機がフライホイールを高速回転させ、放電時はその回転力で発電機を駆動して電力を取り出します。回転体は真空容器の中に配置され、磁気軸受けで浮かせることで摩擦を極限まで減らし、エネルギーの損失を抑えています。

フライホイール蓄電の強みは、高い応答速度(ミリ秒単位での充放電)と長い寿命です。化学電池のように電極が劣化することがなく、数十万回の充放電サイクルに耐えられるとされています。また、充放電の繰り返しによる性能劣化がほぼないため、長期運用コストが低くなる利点もあります。

一方、エネルギーを長時間保持することには向いておらず、短時間の需給変動を吸収する「周波数調整」や「瞬低(瞬時電圧低下)補償」といった用途に特化して使われることが多いです。データセンターのUPS(無停電電源装置)や電力系統の安定化装置として活用されています。

使い方・例文

電力系統の周波数が乱れた際に、フライホイール蓄電装置が瞬時に放電して周波数を安定させる、系統調整サービスの文脈で使われます。

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