フォーリーアーティストとは?
ふぉーりーあーてぃすと
フォーリーアーティストとは、映画やドラマの効果音を専用スタジオで実際に動いて録音・制作する音響専門家です。
フォーリーアーティスト(Foley artist)は、映画・テレビドラマ・アニメなどの映像作品に使う効果音を、専用の「フォーリースタジオ」でリアルタイムに身体を動かしながら収録・制作する音響の専門家です。「フォーリー」という名称は、この手法を確立したアメリカの音響効果技師ジャック・ドノバン・フォーリー(Jack Donovan Foley)の名前に由来します。
撮影現場では俳優の演技音や環境音が十分に録れないことが多く、編集時にリアリティある音を後から付け加える必要があります。フォーリーアーティストはスクリーンに映像を流しながら、その映像に合わせてさまざまな小道具・素材・動作を使って音を作り出します。
フォーリーで制作される代表的な音には次のものがあります。
- 足音(コンクリート・木・草・砂など材質ごとに異なる素材を踏む)
- 衣擦れの音(布をこすり合わせる)
- 物を掴む・置く・扉を開閉する音
- 格闘シーンの衝撃音や関節の音
デジタル技術の進歩により音声ライブラリの活用も増えていますが、俳優の動きに完全に同期したリアルな音を生み出すためには今もフォーリーアーティストの技術と感性が欠かせません。映画制作の裏側を支える重要なクリエイターです。
使い方・例文
「アクション映画で聞こえる靴音や衣擦れは、フォーリーアーティストがスタジオで一つひとつ丁寧に録音して作り上げたものです。」のように、映像制作・音響の話題で登場します。
この用語をシェア
最終更新: