フォトタイプセッティングとは?
ふぉとたいぷせってぃんぐ
フォトタイプセッティングとは、光学的な仕組みを使って写真フィルムや印画紙に文字を焼き付ける写真植字の技術のことです。
フォトタイプセッティング(Phototypesetting)とは、文字のネガフィルムやグラスに光を当て、その像を感光材料(フィルムや印画紙)に焼き付けることで文字を組み上げる印刷前工程の技術です。日本では「写真植字(写植)」とも呼ばれます。
活版印刷時代には金属の活字を並べて版を組む方法が主流でしたが、フォトタイプセッティングの登場によって、文字の大きさや書体を柔軟に変えることが可能になり、印刷工程が大幅に効率化されました。1950〜60年代に普及が進み、DTP(デスクトップパブリッシング)が登場する1980〜90年代まで、出版・印刷業界の主力技術として活躍しました。
フォトタイプセッティングには主に以下の世代があります。
- 第1世代:機械式で文字盤を回転させて露光
- 第2世代:電子制御でより高速・高精度に露光
- 第3世代:CRT(ブラウン管)を使った電子的な文字出力
- 第4世代:レーザーを使ったデジタル出力(DTPへの橋渡し)
この技術が普及したことで、書体デザインの多様化が促進され、現在のデジタルフォント文化の礎が築かれました。
使い方・例文
昭和の雑誌や書籍の奥付に「写植」と記されていることがありますが、これがフォトタイプセッティングによって組まれた文字であることを示しています。
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