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フォグ(深度ヘイズ)とは?

ふぉぐ

フォグ(深度ヘイズ)とは、3DCGや映像表現において、カメラからの距離に応じてオブジェクトを靄がかかったように見せる大気効果の描画技術です。

フォグ(深度ヘイズ)は、コンピューターグラフィックスや映像制作で用いられる大気効果(アトモスフェリックエフェクト)の一つです。現実の大気中では、遠くの景色が大気中の微粒子による光の散乱によって白や灰色がかってぼやけて見えます。フォグはこの現象カメラからの距離(深度)に応じてシミュレートし、空間の奥行き感・雰囲気・現実感を高めます。

フォグの主な種類には以下があります。

  • 線形フォグ:開始距離から終了距離まで直線的に霧の濃度が増す、最もシンプルな方式
  • 指数フォグ:距離に対して指数関数的に濃度が増し、自然な見え方に近い
  • ボリュメトリックフォグ:霧を3次元的な「体積」として扱い、光の散乱や光柱(ゴッドレイ)まで再現する高品質な手法

ゲームや映像では、フォグはリアリズムの向上だけでなく、描画の最適化にも活用されます。遠距離のオブジェクトをフォグで隠すことで描画コストを削減する「フォグカリング」は古くから使われてきた手法です。また、ホラーゲームでは不気味な雰囲気を演出するために濃いフォグが意図的に使われることもあります。

深度ヘイズとも呼ばれるこの技術は、3DCGアプリケーション・ゲームエンジン・映像合成ソフトなど幅広い環境で標準的に搭載されており、シーンに奥行きと空気感をもたらす重要な視覚表現です。

使い方・例文

広大な山岳シーンを3DCGで制作する際、遠方の山々にフォグ(深度ヘイズ)をかけることで、現実の大気透視効果に近い自然な奥行き感を表現できます。

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