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フェライトビーズとは?

ふぇらいとびーず

フェライトビーズとは、フェライト材料を用いた小型の電子部品で、高周波ノイズを熱に変えて吸収する役割を持ちます。

フェライトビーズは、酸化鉄を主成分とするフェライ磁性体で作られた小型部品で、電源ラインや信号ラインに直列に挿入して使われます。インダクタと似た構造ですが、目的は電力貯蔵ではなく高周波ノイズの吸収(損失)です。

通常のインダクタが高周波で高インピーダンスとなって信号を反射するのに対し、フェライトビーズは高周波成分を熱エネルギーとして消費する「抵抗性」の特性を持ちます。これにより、ノイズを反射せずに確実に除去できるため、EMI(電磁妨害)対策部品として広く採用されています。

特性のポイントを挙げると次の通りです。

  • 数十MHz〜数百MHzの高周波ノイズを効率よく吸収する
  • チップ部品として表面実装が可能で基板実装に向く
  • 直流抵抗が低く、電源ラインに挿入しても電圧降下が少ない
  • インピーダンスの周波数特性で用途に合った型番を選ぶ必要がある

マイクロコントローラの電源ピンとVCCラインの間に挿入したり、USBラインのEMI対策に使ったりするなど、デジタル回路でのノイズ対策として不可欠な存在です。外観はチップ抵抗やチップインダクタに似た小さな直方体で、一見しただけでは区別がつきにくいこともあります。

使い方・例文

USB機器の信号ラインやマイコンの電源ピン近傍にフェライトビーズを配置し、高周波スイッチングノイズによるEMI問題を抑える使い方が一般的です。

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