本文へスキップ

フェライトとは?

ふぇらいと

フェライトとは、酸化鉄を主成分とするセラミック磁性材料で、磁石やトランス、電波吸収体など電子・電気機器に幅広く使われる素材です。

フェライト(Ferrite)とは、酸化鉄(Fe₂O₃)を主体に、亜鉛ニッケルマンガン・バリウムなどの金属酸化物を混合・焼結して作ったセラミック系の磁性体です。金属磁性材料と異なり電気抵抗が非常に高いため、高周波でも渦電流損失が少なく、電子・電気分野で幅広く活躍します。

フェライトは大きく二種類に分けられます。

  • ソフトフェライト:磁化・消磁が容易。Mn-Znフェライトやニッケルフェライトなどが代表的。インダクタ・トランス・ノイズフィルター(フェライトコア)などに使用。
  • ハードフェライト(永久磁石用):一度磁化すると磁力を保持。バリウムフェライトやストロンチウムフェライトが代表的。スピーカー・モーター・磁気センサーなどに使用。

ソフトフェライトはスマートフォンや家電のノイズ対策部品(ケーブルの根元にある黒い円筒状の部品)として身近な存在です。ハードフェライト磁石は安価で腐食しにくいことから、家電モーターや冷蔵庫のドアパッキンなど日常品にも使われています。

材料コストが低く量産しやすい点が強みで、電磁波吸収体として電波暗室や通信機器の干渉対策にも活用されています。

使い方・例文

USBケーブルの端にある円筒形のふくらみは、フェライトコアと呼ばれるフェライト製のノイズ対策部品です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語