本文へスキップ

フィーダー船とは?

ふぃーだーせん

フィーダー船とは、大型港と中小港を結ぶ短距離輸送を担う小型コンテナ船で、国際幹線航路を補完する役割を持ちます。

フィーダー船(feeder vessel)とは、国際幹線航路を運航する大型コンテナ船(マザー船)が寄港するハブ港と、大型船が直接入港できない地方の中小港とを結ぶ小型から中型の貨物船のことです。「フィーダー(feeder)」とは「供給する者・支線」の意味で、幹線に貨物を「給餌」する役割のイメージから名付けられています。

国際コンテナ海運では、超大型コンテナ船(2万TEU超)が主要幹線を効率よく運航し、各地のハブ港(シンガポール・香港・上海・釜山など)に貨物を集約します。しかし水深や設備の制約から、すべての港に大型船を直接入港させることはできません。そこでフィーダー船がハブ港と地方港の間を結び、貨物の分散・集約(フィーダーサービス)を担います。

フィーダー船の特徴は以下の通りです。

  • 船型:数百〜数千TEU規模が多く、大型船に比べ喫水が浅い
  • 航路:短距離・高頻度の就航が基本で、週複数回運航されることもある
  • 役割:ハブ&スポーク型の海運ネットワークを機能させる不可欠な存在
  • コスト:幹線船より運賃は割高だが、直航便が存在しない地域への輸送を可能にする

日本では、アジア幹線の中継地である釜山港や上海港からフィーダー船が地方港(博多・名古屋・清水など)へ接続するルートが多用されています。物流ネットワークの毛細血管として、世界の貿易を支える重要な船種です。

使い方・例文

韓国の釜山港でアジア幹線の大型コンテナ船から積み替えられた貨物は、フィーダー船に乗り換えて日本各地の中小港へ届けられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語