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フィリップ4世 (フランス王)とは?

ふぃりっぷよんせいふらんすおう

フィリップ4世とは、13〜14世紀フランス王で、「端麗王」の異名をとり、教皇権に対抗して王権の強化を推し進めた中世フランスの強力な君主です。

フィリップ4世(Philippe IV、1268〜1314年)は、カペー朝フランス王(在位1285〜1314年)で、「端麗王(ル・ベル)」の異名で知られています。

フィリップ4世の最も重要な歴史的事績は、ローマ教皇との対立です。課税問題をめぐって教皇ボニファティウス8世と激しく衝突し、1303年のアナーニ事件では教皇を一時拘束するという前代未聞の事件を引き起こしました。その後、1309年には教皇庁をローマからアヴィニョン(フランス南部)に移させることに成功し、以後約70年間続く「アヴィニョン捕囚」の時代を招来しました。これは中世ヨーロッパにおける教皇権の相対的な低下と、フランス王権の台頭を象徴する出来事です。

また、1307年には莫大な借財を帳消しにする目的もあり、テンプル騎士団を異端として弾圧・解散させました。三部会(聖職者・貴族・平民)を招集して国内の支持を固めるなど、近代的な君主政治の萌芽ともいえる手法をとった点でも注目されています。

使い方・例文

中世ヨーロッパの政治史や教皇権と世俗権力の関係を学ぶ際、フィリップ4世とアヴィニョン捕囚の話題は必ずといってよいほど登場します。

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