ファイズ・アフマド・ファイズとは?
ふぁいずあふまどふぁいず
ファイズ・アフマド・ファイズは、パキスタンを代表するウルドゥー語詩人で、社会主義的思想と叙情的な詩風で知られる20世紀の巨匠です。
ファイズ・アフマド・ファイズ(Faiz Ahmad Faiz、1911〜1984年)は、現在のパキスタン・パンジャーブ州出身のウルドゥー語詩人です。ラホールで活躍し、叙情的な古典ガザル形式に政治的・社会的テーマを融合させた革新的な詩風で、20世紀ウルドゥー文学を代表する存在となりました。
彼の詩は恋愛の哀愁と抑圧された民衆への連帯を重ね合わせる独特の手法を用います。「僕の手を離れた独り」「話してよ、唇はまだ自由だから」などの詩は、検閲や投獄に屈せず抵抗を訴えるものとして広く受け取られ、インド・パキスタン分割後の混乱期や軍政時代に民衆の心をとらえました。
ファイズは政治的に進歩的な立場をとったため、複数回投獄されたほか、晩年は亡命生活を余儀なくされる時期もありました。それでも詩作を続け、ラテンアメリカの詩人とも交流を持つなど国際的な連帯を模索しました。1962年にはレーニン平和賞を受賞しています。
現在もパキスタン・インド両国において、ファイズの詩は歌・映画・抗議運動などで繰り返し引用されており、南アジアの文化的記憶に深く刻まれています。
使い方・例文
ファイズ・アフマド・ファイズの詩は、パキスタンやインドで反政府運動が起きるたびにデモ参加者が朗唱する場面でよく登場します。
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