ピコ・デラ・ミランドラとは?
ぴこでらみらんどら
ピコ・デラ・ミランドラとは、15世紀イタリアのルネサンス期を代表する人文主義者・哲学者で、人間の尊厳と自由意志を高らかに謳った思想家です。
ジョヴァンニ・ピコ・デッラ・ミランドラ(1463〜1494年)は、イタリア・ルネサンスを代表する哲学者・人文主義者です。わずか31年という短い生涯ながら、その博識と革新的な思想で後世に大きな影響を与えました。
彼の代表的な業績として最もよく知られるのが、『人間の尊厳について(De dignitate hominis)』の序文です。これは人間が神によって創られた際、特定の性質を与えられるのではなく、自らの意志で何にでもなれる可能性を与えられたと主張するもので、ルネサンス的「人間中心主義」の精神を端的に表した文章として高く評価されています。
ピコはキリスト教神学のみならず、プラトン哲学・アリストテレス哲学・ユダヤ神秘主義(カバラ)・イスラム哲学など、当時知られていたほぼすべての知的伝統を統合しようとした人物でもあります。900テーゼを提唱して公開討論を行おうとしましたが、一部がローマ教皇庁から異端として問題視されました。フィレンツェのメディチ家のロレンツォ・デ・メディチに庇護され、プラトン・アカデミーの中心的存在となりました。
使い方・例文
西洋哲学・ルネサンス思想の解説書では、ピコ・デラ・ミランドラは「人間の自由意志」や「人文主義」を語る際の象徴的な人物として登場します。
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