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ピグマリオン効果とは?

ぴぐまりおんこうか

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ピグマリオン効果とは、教師や指導者などが期待をかけると相手の成績や成果が実際に向上するという心理的・教育的な現象で、「教師期待効果」とも呼ばれます。

ピグマリオン効果(Pygmalion Effect)とは、他者から高い期待をかけられた人がその期待に応えるように行動・成長し、実際にパフォーマンスや成果が向上するという心理・社会的現象です。「教師期待効果」「ローゼンタール効果」とも呼ばれます。

この名称は、ギリシャ神話に登場する彫刻家ピグマリオンの物語に由来します。ピグマリオンは自ら彫った女性像に恋をして熱烈な愛情を注いだところ、女神アフロディテの力で像が生きた女性になったという物語です。「強く信じることが現実を動かす」という寓意がこの効果の名前の由来となっています。

ピグマリオン効果が実証的に注目されるきっかけとなったのは、心理学者ロバート・ローゼンタールらが行った実験(1968年)です。小学校でランダムに選んだ児童を「知能が高く伸びる」と教師に伝えたところ、実際にその児童たちのIQスコアが上昇したという結果が報告されました。

ピグマリオン効果が生じるメカニズムは次のように考えられています。

  • 期待する側の変化:教師が期待する生徒により多くの指導・肯定的なフィードバックを与える
  • 期待される側の変化:期待されていることを感じた人が自己効力感を高めて努力するようになる
  • 相互作用の強化:この循環が繰り返されることで実際の成果につながる

反対に、低い期待が成果を下げる「ゴーレム効果」も知られており、教育・ビジネス・スポーツ指導などで期待の持ち方が重要であるとされています。

使い方・例文

「このクラスは優秀だ」と思って指導した教師のクラスが実際に成績向上したという事例のように、指導者の期待や思い込みが相手の行動や能力に影響を与える場面でピグマリオン効果という言葉が使われます。

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