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ビスマスとは?

びすます

ビスマスとは、原子番号83の金属元素で、虹色の酸化皮膜を持つ美しい結晶と低毒性が特徴の半金属です。

ビスマス(Bismuth、元素記号Bi)は原子番号83の元素で、銀白色の光沢を持つ重い金属です。周期表では鉛やアンチモンと同じ15族・第6周期に属し、金属と非金属の中間的性質を持つ「半金属(メタロイド)」に分類されることもあります。

ビスマスの最大の特徴の一つは、空気中で酸化されると表面に干渉色(虹色の酸化皮膜)が現れることです。人工的に作られたビスマスの結晶は階段状の幾何学的な形(骸晶)を持ち、表面が金・赤・青・緑などに輝くため、コレクターズアイテムや鑑賞用鉱物として人気があります。

物理的・化学的性質としては次のような特徴があります。

  • 融点が約271℃と比較的低く、扱いやすい
  • 凝固時に体積が膨張する(鉄・水と同様の珍しい性質)
  • 熱伝導率・電気伝導率が金属の中で最も低い水準
  • 強反磁性体(磁石に強く反発する)

実用面では、鉛の代替材料として注目されています。鉛は毒性が強いのに対し、ビスマスは毒性が低いことから、釣り用のオモリ・弾丸・配管はんだ・胃腸薬(次硝酸ビスマス)などに使われています。また、低融点合金(ウッド合金など)の成分としても利用されます。

使い方・例文

「理科の実験でビスマスを溶かしてゆっくり冷やすと、表面が虹色に輝く美しい骸晶が得られる」という場面でよく登場します。

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