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ヒオウギとは?

ひおうぎ

ヒオウギとは、アヤメ科多年草で、扇形に広がる葉と鮮やかなオレンジ色の花が特徴の日本在来の植物です。

ヒオウギ(檜扇)は、アヤメ科ヒオウギ属に分類される多年草で、学名はIris domestica(旧名Belamcanda chinensis)といいます。日本中国・東南アジアに分布する植物で、日本では本州以南の山野や海岸近くに自生しています。名前の「檜扇(ひおうぎ)」は、葉が扇状に広がる様子が平安時代に宮廷で使われた檜製の扇(檜扇)に似ていることに由来します。

葉は剣状で幅広く、扇形に整然と並んで広がります。草丈は50〜100センチ程度で、夏から秋にかけてオレンジ色に暗褐色の斑点が入った花を咲かせます。花は一日花ですが、次々と咲き続けます。秋に実る黒い種子が美しく、花材としても重宝されます。

古来より日本では縁起のよい植物として知られており、特に京都の祇園祭では「檜扇」が縁起物として飾られる習慣があります。切り花としても人気があり、生け花や茶花としても利用されます。

根茎は「射干(やかん・しゃかん)」と呼ばれる生薬として利用されてきました。炎症を鎮める作用や抗菌作用があるとされ、のどの痛みや咳などに用いられてきた歴史があります。現代でも漢方薬の原料として使用されています。

使い方・例文

夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるヒオウギは、切り花や生け花として用いられるほか、京都の祇園祭では魔除けの縁起物として玄関先に飾られる習慣があります。

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