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パプア人とは?

ぱぷあじん

パプア人とは、ニューギニア島を中心とするオセアニア地域に暮らす先住民族の総称で、世界有数の言語・文化的多様性を持つ人々です。

パプア人(Papuan people)とは、ニューギニア島およびその周辺諸島(ビスマルク諸島・ソロモン諸島など)に古くから暮らしてきた先住民族の総称です。現在国境ではインドネシア領のパプア(旧イリアン・ジャヤ)とパプアニューギニアに分かれて居住しています。

パプア人の特徴として最も際立つのが、その言語の多様性です。ニューギニア島だけで800以上もの異なる言語が話されており、これは世界の言語の約10分の1にあたるとされています。これらの言語はオーストロネシア語族とは異なる「パプア諸語」に分類されますが、実際には系統的に多様な言語群の総称であり、単一の語族ではありません。

パプア人の社会・文化的特徴には以下のものがあります。

  • 焼き畑農業・狩猟・採集を基盤とした生活様式
  • 村落ごとに独立した首長制や部族制の社会構造
  • 精巧な木彫り・仮面・羽飾りなどの豊かな物質文化
  • コーヒー・サツマイモを主要作物とする農業の伝統

20世紀以降、植民地化と近代化によって生活様式は大きく変わりましたが、多くの集団で伝統文化の継承が続いています。遺伝学的研究では、パプア人が現生人類のアフリカ出域後の早期移住者の子孫と考えられており、人類の拡散史を解明するうえで重要な研究対象となっています。

使い方・例文

「パプア人の集落では村ごとに異なる言語が話されており、隣の集落の人と会話するために共通語を用いることも珍しくない。」

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