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パエストゥムとは?

ぱえすとぅむ

パエストゥムとは、イタリア南部カンパニア州にある古代ギリシャ植民都市の遺跡で、保存状態のよいギリシャ神殿で知られます。

パエストゥム(Paestum)は、イタリア南部のカンパニア州サレルノ県に位置する古代都市の遺跡です。もともと古代ギリシャ人がポセイドニア(Poseidonia)の名で建設した植民都市であり、紀元前7世紀頃に建設されたとされます。後にローマ人に征服され、ラテン語名「パエストゥム」として知られるようになりました。

この遺跡が世界的に有名なのは、ギリシャ本土の外では最もよく保存されているとされるドーリス式神殿が複数残っているためです。代表的な建造物として、ヘラ神殿(通称「バジリカ」)、第一ヘラ神殿、アテナ神殿(通称「ケレス神殿」)などが挙げられます。これらは紀元前6〜5世紀頃に建てられたと考えられており、石灰岩製の柱や構造が今日もよく残っています。

パエストゥムは1998年に「パエストゥムとヴェリアの遺跡群とパドゥーラのカルトゥジオ修道院」としてユネスコ世界遺産に登録されました。遺跡の周辺には国立考古学博物館があり、ここに収蔵される「潜水夫の墓」の壁画は古代ギリシャ絵画の貴重な遺例として高く評価されています。

古代ギリシャ建築や地中海世界の歴史を学ぶ上で不可欠な遺跡のひとつです。

使い方・例文

ギリシャ神殿の建築様式を実地で学ぶ際に、パエストゥムはアテネのパルテノン神殿と並んで必ず言及される重要遺跡として登場します。

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