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バーブとは?

ばーぶ

バーブとは、19世紀イランに現れた宗教的先駆者であり、バハーイー教の源流となる新しい信仰運動を起こした人物です。

バーブ(アラビア語で「門」を意味する)は、1819年にイランのシーラーズで生まれたサイイド・アリー・ムハンマドの称号です。1844年、彼は自らをイスラー十二イマーム派が待ち望んでいた「マフディー(救世主)への門」であると宣言し、新しい宗教運動の幕を開けました。

バーブの教えは、当時のイランに広まるシーア派イスラームの枠組みを大きく超えるものでした。彼は新たな聖典を著し、社会改革・男女平等・教育の重要性などを説きました。その革新的な主張は瞬く間に多くの信者(バービー)を集める一方、イスラーム聖職者層や政府当局との激しい対立を招きました。

バービー運動は各地で反乱とみなされ、激しい弾圧を受けました。バーブ自身は1850年、イランのタブリーズで処刑されました。しかし彼の運動は消えることなく、後継者のバハーウッラーが教えを発展させ、現代に続く世界宗教「バハーイー教」の礎となりました。バーブはバハーイー教徒にとって、バハーウッラーの到来を告げた先駆者として崇敬されています。

使い方・例文

宗教史や中東近代史の文脈で、「バーブが宣言した1844年はバハーイー暦の元年とされる」のように言及されます。

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