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バルサルバ法とは?

ばるさるばほう

バルサルバ法とは、鼻と口を閉じた状態で強制的に息を吐こうとすることで胸腔内圧を高め、耳抜きや医療的評価などに用いられる手技です。

バルサルバ法(Valsalva maneuver)とは、声門(または口と鼻)を閉じたまま強制的に息を吐こうとすることで胸腔内圧を一時的に上昇させる手技です。17〜18世紀イタリア解剖学者アントニオ・マリア・バルサルバにちなんで命名されました。

この手技は様々な場面で応用されます。

  • 耳抜き飛行機の離着陸や潜水時に中耳の圧力を調整するために用いられる最もなじみ深い使い方
  • 不整脈の治療:発作性上室性頻拍(SVT)などに対して迷走神経を刺激し、心拍数を低下させるために医療現場で活用される
  • 心臓弁膜症の評価:胸腔内圧の変化が心雑音や波形に与える影響を利用した診断補助
  • 重量挙げ・筋力トレーニング:高負荷動作中に腹腔内圧を高め、脊柱を安定させる目的で自然に行われることがある

手技の一般的な方法は、鼻をつまんで口も閉じ、軽く息を吐き出す圧をかけながら10〜15秒程度保持するものです。ただし、高血圧・心疾患・眼圧が高い人には禁忌や注意が必要な場合もあり、医療目的での実施は専門家の指示のもとで行われます。スポーツでの重量挙げ時に無意識に行うと血圧が急上昇するリスクもあり、適切な呼吸法の指導が重要です。

使い方・例文

飛行機の着陸時に耳がつまる感じがしたとき、鼻をつまんで軽く鼻に息を送り込むように圧力をかけると耳が「ポン」と抜けるのが、日常で最もよく行われるバルサルバ法の応用例です。

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