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バグダッド陥落とは?

ばぐだっどかんらく

バグダッド陥落とは、イラク戦争中の2003年4月にアメリカ主導の連合軍がイラクの首都バグダッドを制圧し、サダム・フセイン政権が崩壊した出来事です。

バグダッド陥落は、2003年4月9日にアメリカ合衆国主導の連合軍がイラク首都バグダッドを軍事的に制圧した出来事です。イラク戦争(2003年3月開戦)の決定的な局面として、サダム・フセイン政権の事実上の崩壊を象徴しました。

メリカとイギリスを中心とする連合軍は「イラクの自由作戦」のもと、大量破壊兵器の保有疑惑とテロ支援を理由として開戦しました。3月20日の侵攻開始から3週間ほどで首都に到達するという電撃的な進軍でした。

陥落の経緯と象徴的な場面は以下のとおりです。

  • 4月5日、米軍機甲部隊がバグダッド市内に突入し「サンダーランプ作戦」を実行
  • 4月9日、フィルドス広場でのサダム・フセイン銅像の引き倒しが世界中に報道され、政権崩壊の象徴となった
  • フセイン大統領は逃亡し、同年12月に捕捉・逮捕、2006年に処刑された
  • 制圧後の略奪や治安の崩壊が深刻化し、国立博物館など文化財が大きな被害を受けた

バグダッド陥落後、大量破壊兵器は発見されず、開戦理由の正当性が問われました。その後のイラクは宗派・民族間の対立や武装勢力の台頭で長期的な不安定状態に陥り、現代中東情勢に深刻な影を落としています。現代史における軍事介入と戦後統治の難しさを示す重要な事例です。

使い方・例文

「バグダッド陥落によってフセイン政権は3週間で崩壊したが、その後の占領統治の失敗がイラクの長期混乱を招いた」のように、現代中東政策を論じる際に使われます。

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