バイバークとは?
ばいばーく
テントを使わず岩陰や雪穴などを利用して行う緊急または意図的な野外露営のことで、登山用語として広く使われます。
バイバーク(Bivouac、ビバーク)とは、テントなどの正式な宿泊設備を持たず、岩陰・雪穴・ツェルトなど最小限の装備で野外に露営することを指します。フランス語の「bivouac」が語源で、軍隊の露営から転じてアウトドア・登山用語として定着しました。
バイバークには大きく2種類の状況があります。一つ目は緊急バイバークで、悪天候・負傷・日没による行動不能など、やむを得ない状況で急遽行う露営です。二つ目は計画的バイバークで、アルパインスタイルの登山においてキャンプ装備を持たずに意図的に稜線などで一夜を明かす手法です。
緊急バイバークの際に重要なポイントは以下の通りです。
- 風や雨を遮れる場所の選定(岩陰・雪の斜面の下など)
- 体温低下を防ぐ断熱(ザックカバー・ツェルト・エマージェンシーシートの活用)
- 水分・行動食の確保
- 早朝からの行動再開に備えた体力温存
バイバークの経験は登山の安全性を高める重要なスキルであり、登山学校やクライミング講習では実習として取り上げられることもあります。緊急時に慌てないよう、ツェルトやエマージェンシーシートを常携する習慣が推奨されています。
使い方・例文
稜線上でガスが濃くなり視界がゼロになったため、パーティは岩陰を利用してバイバークし、夜明けとともに安全に下山しました。
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