ハーモニクス(ギター)とは?
はーもにくす
ハーモニクスとは、ギターの弦の特定の位置に軽く触れることで生み出す、澄んだ鐘のような倍音音を指します。
ハーモニクスとは、ギターや他の弦楽器において、弦の振動の節(ノード)にあたる位置に指を軽く触れながら弦を弾くことで、基音ではなく高次の倍音を際立たせる奏法、またはその音を指します。通常の音よりも透明感があり、フルートや鐘に似た独特の音色が生まれます。
ハーモニクスにはおもに2種類あります。
- ナチュラルハーモニクス:開放弦のフレット位置(12フレット=1オクターブ上、7フレット=1オクターブ+5度上など)に左手を軽く置いて弾く基本的な奏法。初心者でも比較的習得しやすい。
- アーティフィシャルハーモニクス(人工ハーモニクス):左手で任意のフレットを押さえ、右手の指が弦の別の位置に触れながらピッキングする奏法。より高度な技術が必要だが、音程の自由度が高い。
ハーモニクスが鳴る仕組みは弦の振動の物理にあります。弦を弾くと複数の周波数が同時に発生しますが、節の位置に触れることで基音を消し、その整数倍の周波数だけを選択的に取り出せるのです。
ハーモニクスはクラシックギターはもちろん、エレキギターでも幅広く活用されます。エレキではピンチハーモニクス(ピックと親指の摩擦で高次倍音を引き出す)という独特の手法もあり、ロックやメタルの演奏でよく聴かれます。繊細な音色表現や楽曲のアクセントとして、多くのジャンルで重要な技法です。
使い方・例文
12フレットの真上に左手の指を軽く置き、右手で弦を弾くと、通常の音より1オクターブ高い透き通った音が鳴ります。これがナチュラルハーモニクスの基本的な使い方です。
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