本文へスキップ

ハンマーダルシマーとは?

はんまーだるしまー

ハンマーダルシマーとは、台形共鳴箱に多数の弦を張り、小さな槌で叩いて演奏する打弦楽器で、欧米の民俗音楽で広く使われます。

ハンマーダルシマーは、台形の木製共鳴箱の上に複数の弦を平行に張り、「ハンマー」と呼ばれる細い木製または金属製の槌で弦を打ち鳴らす打弦楽器です。中東のサントゥールと共通の祖先を持つとされており、シルクロードを経由してヨーロッパへ伝わったと考えられています。

ヨーロッパでは中世以来各地で独自に発展し、イギリス・アイルランドのケルト音楽、アメリカのオールドタイムやブルーグラス、ハンガリーのツィンバロンなど、多様な地域的変種が生まれました。弦の数はモデルによって異なりますが、一般的に15〜20コース(各コースは複数本の弦で構成)程度を持つものが多く、音域は3オクターブ前後に及びます。

ブリッジを境に弦の長さが異なり、ブリッジを挟んで両側が異なる音程を出す構造により、幅広い音域が実現されています。演奏者は左右の手にハンマーを一本ずつ持ち、素早く交互に打つことでメロディーやトレモロを表現します。

その豊かな倍音と響きから、ワールドミュージックや映画音楽でも頻繁に用いられており、日本でも演奏家や愛好者が増えています。

使い方・例文

アイルランドやアパラチア地方の民俗音楽フェスティバルでは、ハンマーダルシマーの軽やかな音色が演奏の中心を彩ります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語