ハルモニカとは?
はるもにか
ハルモニカとは、息を吹き込んだり吸い込んだりしてリードを振動させる小型の吹奏楽器で、ハーモニカとも呼ばれます。
ハルモニカ(Harmonika)は、金属製のリード(簧)を内蔵した小型の気鳴楽器です。演奏者が楽器本体を口に当て、穴から息を吹き込む(ブロー)あるいは吸い込む(ドロー)ことで、金属片が振動して音が鳴ります。
ハーモニカの歴史は19世紀前半のヨーロッパにさかのぼります。1821年ごろにベルリンでクリスチャン・フリードリヒ・ルートヴィッヒ・ブッシュマンが考案したとされ、その後ドイツのトロッシンゲン地方で産業として発展しました。「ハルモニカ」はドイツ語・オーストリア語での呼称であり、英語の「ハーモニカ(harmonica)」と同じ楽器を指します。
主な種類には以下があります。
- 10穴ダイアトニック型:ブルースやフォークで多用される最もポピュラーな形式
- クロマチック型:半音階ボタンを備え、全音階を演奏できる
- トレモロ型:わずかにチューニングをずらした2枚のリードで揺らぎのある音色を出す
- コード型・バス型:アンサンブル用の大型ハーモニカ
ハルモニカは携帯性が高く、独学で始めやすい楽器として世界中で親しまれています。ブルース、カントリー、フォーク、クラシックまで幅広いジャンルで使われており、ボブ・ディランやスティーヴィー・ワンダーなど著名な演奏家が世界的な人気を博しています。日本でも「口琴」「口風琴」と呼ばれ、明治時代から広く普及してきました。
使い方・例文
ブルース演奏者がステージで10穴ハルモニカを手に取り、激しいベンド奏法で観客を魅了する場面や、フォークソングの弾き語りでギターとともに首に装着して演奏する場面でよく登場します。
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