ハスイモとは?
はすいも
ハスイモとは、熱帯アジア原産のサトイモ科の植物で、茎(葉柄)をおもに食用とする野菜です。
ハスイモ(蓮芋、学名:Colocasia gigantea)は、サトイモ科サトイモ属に分類される多年草で、熱帯アジアを原産とします。日本では高知県や沖縄県などの温暖な地域で古くから栽培されており、とくに高知県ではハスイモの葉柄(ようへい)を食べる食文化が根付いています。
「ハスイモ」という名前は、葉柄の断面がレンコン(蓮根)のように穴が並んでいることに由来します。芋(いも)と名がついていますが、食べるのは根茎部分よりも主に長い葉柄(茎)の部分です。葉柄は白く太く、しゃきしゃきとした歯ごたえが特徴で、加熱しても食感が残ります。
栄養面ではカリウムや食物繊維を含みますが、シュウ酸カルシウムによるあく(えぐみ)が強いため、調理前に酢水にさらすなどのあく抜きが必要です。主な食べ方は以下のとおりです。
- 酢の物・和え物:さっぱりとした風味で夏の食卓に好まれる
- きんぴら・炒め物:歯ごたえを活かした惣菜として
- 煮物・みそ汁の具として
高知県では「はすいもの酢の物」が郷土料理として知られており、お盆などの行事食にも登場します。栽培エリアが限られるため、全国的な流通量はまだ少ない地域野菜です。
使い方・例文
高知県の家庭では、ハスイモの葉柄を薄切りにして酢の物に仕立てる料理が夏の定番です。しゃきしゃきとした食感と酸味の組み合わせが特徴的で、郷土の味として親しまれています。
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