ハウサ族とは?
はうさぞく
ハウサ族とは、西アフリカのナイジェリア北部やニジェールを中心に暮らす、アフリカ最大級の民族集団のひとつです。
ハウサ族(Hausa)は、西アフリカのサハラ砂漠南縁に位置するサヘル地帯を中心に広く分布する民族で、ナイジェリア北部・ニジェールを主な居住地とします。人口は数千万人規模とされ、アフリカでも最大級の民族集団のひとつです。
ハウサ語はニジェール・コルドファン語族に属し、西アフリカの広域商業語(リンガ・フランカ)として古くから機能してきました。イスラム教との結びつきが深く、中世からの交易路の中心地として栄えた都市国家(ハウサ諸国)を形成していた歴史を持ちます。
ハウサ族の主な特徴は以下のとおりです。
- 大多数がイスラム教を信仰し、生活・法律・文化に深く根ざしている
- 農業(穀物・ピーナッツ)と商業・手工芸を主な生業とする
- 伝統的な泥造り建築(スーダン様式)が残る都市景観
- ハウサ語は周辺諸民族との交易・行政においても広く使われる
ナイジェリアではハウサ・フラニ連合としてフラニ族と政治的・社会的に密接に結びつき、北部を代表する勢力となっています。近現代の歴史においても、ハウサ族の政治・経済的な影響力は西アフリカ全体に及んでいます。
使い方・例文
ナイジェリアのカノ市はハウサ族の商業・文化の中心地として知られ、中世からの交易を今に伝える皮なめし職人の工房や市場が今も現役で機能しています。
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