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ニホニウムとは?

にほにうむ

日本の理化学研究所が発見し、2016年に元素名が公式に認定された原子番号113番の人工元素です。

ニホニウム(Nihonium、元素記号:Nh)は、原子番号113番の人工合成元素です。2004年から2012年にかけて、理化学研究所(理研)の森田浩介博士らの研究グループが亜鉛(Zn)のイオンをビスマス(Bi)の標的に繰り返し衝突させることで合成に成功しました。

2015年にIUPAC(国際純正・応用化学連合)から発見が正式に認定され、2016年11月に「ニホニウム(Nihonium)」という名称と元素記号「Nh」が承認されました。アジアの研究機関が単独で発見・命名権を獲得した初めての元素であり、「ニホニウム」という名称は日本(日本=Nihon)に由来します。

ニホニウムは超重元素に分類され、自然界には存在しない人工放射性元素です。現在確認されている同位体の中で最も長い半減期は約20秒と非常に短く、生成直後にアルファ崩壊などによって別の元素に変化します。そのため化学的性質の詳細な研究はきわめて困難です。

周期表では第7周期・第13族(ホウ素族)に位置し、理論上は金属元素と予測されています。ニホニウムの発見は、日本の核物理・超重元素研究の水準を世界に示す歴史的な成果として高く評価されています。

使い方・例文

高校や大学の化学の授業で周期表を学ぶ場面で登場するほか、「日本発の元素」として科学ニュースや教科書で紹介されることが多い元素です。

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