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ニテルキベとは?

にてるきべ

ニテルキベとは、エチオピアの伝統料理で、バター香辛料で煮込んだ風味豊かな料理です。

ニテルキベ(Niter Kibbeh)は、エチオピアおよびエリトリアの料理において欠かせないスパイス入り澄ましバターのことです。インドのギー(Ghee)に似た発酵・加熱バターをベースに、数種類のスパイスとハーブを加えて風味を移した調理用脂として利用されます。

主な材料と製造工程は次の通りです。

  • バター(無塩)を弱火でゆっくり溶かし、水分とタンパク質を分離させる
  • タマネギ・ニンニク・生姜を加えて香りを引き出す
  • ターメリック・クミン・コリアンダー・カルダモン・黒胡椒などを投入
  • じっくり煮出した後、布でこして固形物を取り除く

完成したニテルキベは黄金色に輝き、独特の芳香を持ちます。エチオピア料理の代名詞ともいえるインジェラ(発酵クレープ状の主食)と合わせる各種おかず(ワット)の炒め油や仕上げ油として使われ、料理全体に深いコクと香りを与えます。

常温でも保存性が高く、スパイスの抗菌作用と組み合わさることで、冷蔵設備が普及していなかった時代から重宝されてきた調味料です。エチオピア料理を再現する際に欠かせない基本素材として、料理愛好家の間でも注目されています。

使い方・例文

エチオピア料理の鶏肉シチュー「ドロワット」を作る際、炒め油としてニテルキベを使うとコクと香りが格段に増します。レシピサイトのエチオピア料理特集でよく紹介されます。

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