ナナフシとは?
ななふし
体つきや色合いが木の枝や葉にそっくりで、じっと動かずに姿を隠すことで天敵から身を守るのが得意な昆虫のなかまです。
ナナフシは、細長い体と枝のような足を持つ昆虫のなかまで、ナナフシ目に分類されます。名前は体に七つの節があるように見えることに由来するとも言われますが、実際の節の数とは必ずしも一致しません。
最大の特徴は、木の枝や葉に擬態する姿です。緑色や茶色の体で植物になりすまし、風に揺れる枝のようにゆっくり体を揺らす種もいます。多くは夜行性で、昼間は動きを止めて外敵の目を欺き、夜になると葉を食べに動き出します。羽を持たず飛べない種が多い一方、種によっては小さな翅を持つものもあります。
世界には数千種のナナフシが知られ、日本でもナナフシモドキやトゲナナフシなどが見られます。なかにはメスだけで卵を産み、オスがほとんど見つからない種もあり、単為生殖が行われていることが研究で示されています。
擬態という生存戦略の代表例として、生物の進化や適応を学ぶ教材としてもよく取り上げられる昆虫です。
使い方・例文
庭木の枝先をよく見ると、ナナフシが枝そっくりの姿でじっと止まっていることがあります。
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