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ドーン探査機とは?

どーんたんさき

ドーン探査機NASA打ち上げた小惑星帯の探査機で、小惑星ベスタと矮小惑星ケレスを史上初めて周回軌道から調査しました。

ドーン探査機(Dawn spacecraft)は、NASAが開発・運用した宇宙探査機で、2007年9月に打ち上げられました。その名(Dawn=夜明け)は、太陽系初期の状態研究することで惑星形成の「夜明け」を探るという使命を象徴しています。

ドーンの最大の特徴は、イオンエンジンを推進システムに採用した点にあります。従来の化学燃料エンジンより燃料効率が格段に高く、長距離・長期間の航行が可能になりました。この技術が複数の天体を連続して探査するというミッションを実現しました。

ドーンは2011年から2012年にかけて小惑星ベスタ(Vesta)を周回し、地表の地形・鉱物組成・内部構造を詳細に調査しました。その後、2015年には矮小惑星ケレス(Ceres)の軌道に投入され、人類が初めて矮小惑星の周回軌道から観測を行った探査機となりました。ケレスの表面には謎めいた明るい輝点(塩類の堆積と考えられる)が発見され、大きな話題を呼びました。

ドーンは2018年10月に燃料が尽き、運用を終了しました。ケレスの軌道上に残されたまま現在も周回を続けており、将来の汚染防止のため大気圏再突入させない設計がとられています。この探査で太陽系初期の天体の多様な進化過程について多くの知見が得られました。

使い方・例文

「ドーン探査機はケレスの表面に謎の白い輝点を発見し、太陽系初期の謎に迫った」のように、宇宙探査の話題で使われます。

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