ドリアスケールとは?
どりあすけーる
ドリアスケールとは、全・全・半・全・全・全・半の音程で構成されるモード(旋法)の一つで、マイナーながら明るさも持つ独特の響きが特徴です。
ドリアスケール(Dorian scale)は、教会旋法(チャーチモード)の一つである「ドリアンモード」のスケールです。ナチュラルマイナースケール(エオリアン)と比べると第6音が半音高く、この音がドリアンの独特の明るさとブルージーな響きを生み出します。Dを主音とする場合、D・E・F・G・A・B・C・Dとなります。
構造上の特徴
ドリアスケールの音程の並びは「全・全・半・全・全・全・半」です。特徴的な第6音(長6度)は、暗すぎず明るすぎないという絶妙なバランスをこのスケールに与えています。Cメジャースケールの2番目の音(D)から始めても同じ音の並びになります。
音楽ジャンルとの関係
ドリアスケールは非常に幅広いジャンルで使われています。
- ジャズ:マイナー系コード上のアドリブの定番スケール
- ロック・ブルース:ソロやリフに陰影を加える
- 民族音楽:ケルト音楽・スコットランド民謡などで広く使用
- クラシック:グレゴリオ聖歌に起源を持つ旋法
- ゲーム・映像音楽:異世界・神秘的雰囲気の演出
マイルス・デイヴィスの「So What」はDドリアンモードを中心に構成された代表的なジャズ作品です。
使い方・例文
ジャズギタリストがDm7コード上でアドリブする際にDドリアスケール(D・E・F・G・A・B・C)を使うと、マイナーの渋さの中に開放的な明るさが加わり、クールな印象のフレーズが生まれます。
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