ドミトリ・ショスタコーヴィチとは?
どみとりしょすたこーゔぃち
ドミトリ・ショスタコーヴィチは、ソ連時代を代表するロシアの作曲家で、15の交響曲や弦楽四重奏曲など20世紀音楽史に残る傑作を多数残しました。
ドミトリ・ドミトリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(1906〜1975年)は、20世紀を代表するロシア(ソ連)の作曲家です。サンクトペテルブルク(当時ペトログラード)に生まれ、幼少期から音楽的才能を発揮し、ペトログラード音楽院で本格的な作曲教育を受けました。
彼の作品は、交響曲・室内楽・ピアノ曲・オペラ・映画音楽など多岐にわたります。特に15曲の交響曲は20世紀クラシック音楽の金字塔とされ、第5番「革命」や第7番「レニングラード」は世界中で演奏されています。弦楽四重奏曲も15曲残しており、その深遠な内面性と構造美から高い評価を受けています。
ショスタコーヴィチはスターリン体制下のソ連で活動したため、その創作は常に政治的圧力と向き合う苦難の連続でした。1936年にはオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」がプラウダ紙で激しく批判され、公的に「人民の敵」と見なされる危機に瀕しました。その後も当局の監視と統制の中で創作を続け、公式には体制への服従を示しつつも、内面では深い苦悩と抵抗を音楽に込め続けたとされています。
彼の音楽はしばしば二重性を持つとされ、表面的には明朗に見えながら内側に深い悲劇性や皮肉を秘めているという解釈が多くの研究者によって論じられています。現代においても、ショスタコーヴィチは20世紀最大の作曲家のひとりとして世界中で演奏・研究され続けています。
使い方・例文
「ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、抑圧と抵抗の時代精神を音楽で表現した傑作として、クラシックコンサートの定番演目となっている」というように語られます。
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