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ドクツルタケとは?

どくつるたけ

ドクツルタケとは、日本全土の広葉樹林に自生する猛毒のキノコで、少量の摂取でも致死的なアマトキシンを含む極めて危険な種です。

ドクツルタケ(毒鶴茸、学名:Amanita phalloides var. または Amanita virosa)は、テングタケテンタケ属に属するキノコです。全体が白色で優美な姿から「死の天使(Destroying Angel)」とも呼ばれ、世界でも最も危険な毒キノコの一つとして知られています。

ドクツルタケの外見は純白で、傘の直径は5〜15センチほど。表面は滑らかで光沢があり、柄にはつばとつぼを備えています。この「つぼ」はテングタケ属特有の構造で、同属には猛毒種が多く含まれます。外見がシロタマゴテングタケなど近縁の毒キノコとも似ており、食用キノコと誤認されやすい点が危険性を高めています。

毒性の主成分はアマトキシン類(α-アマニチンなど)とファロトキシン類です。特にアマトキシンは加熱しても分解されず、乾燥後も毒性を保ちます。摂取後の症状は段階的に現れます。

  • 潜伏期(6〜24時間):無症状
  • 第1期:激しい嘔吐・下痢・腹痛
  • 第2期(一時寛解):症状が和らぎ回復したように見える
  • 第3期:肝不全・腎不全が進行し、重篤な場合は死亡

解毒剤は確立されておらず、治療は対症療法と肝移植を含む集中治療が中心となります。致死量は非常に少なく、成人でも数十グラムの摂取で致命的になり得ます。山でキノコを採取する際は、白色のキノコには特に注意が必要です。

使い方・例文

秋のキノコ狩りシーズンに、山で採取した白いキノコをシロマツタケモドキなどと誤認してドクツルタケを食べてしまう食中毒事故が発生することがあります。専門家でない限り野生の白いキノコは絶対に食べないことが鉄則です。

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