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ドゥルーズ派とは?

どぅるーずは

ドゥルーズ派とは、イスラームから派生した中東の宗教的少数派で、レバノン・シリア・イスラエルなどを中心に暮らす人々が信仰する宗派です。

ドゥルーズ派(Druze)は、11世紀初頭にエジプトファーティマ朝カリフ、アル=ハーキムを神的な存在とする教義から発展した宗教集団です。創始者の一人ハムザ・イブンアリーらが新たな教義を広め、現在ではイスラームとは別の独自の宗教とみなされることが多い閉鎖的な宗教共同体を形成しています。

ドゥルーズ派の主な分布地域は以下の通りです。

  • レバノン(主にシュフ山地・ベイルート周辺)
  • シリア(ジャバル・アル=アラブ地方)
  • イスラエル(ガリラヤ・カルメル山周辺)
  • ヨルダン

信仰内容は秘匿性が高く、教義は「ウッカール(知者)」と呼ばれる一部の信徒のみに開示されます。輪廻転生を信じ、改宗や布教を行わない閉鎖的な共同体を維持しています。

ドゥルーズ派の社会的特徴として、居住国への強い忠誠心が挙げられます。イスラエルのドゥルーズ派はユダヤ系市民と同様に軍務に就く義務を持ち、レバノン内戦では独自の勢力として活動しました。近代中東の複雑な政治・宗教状況において独自の立場を保ちながら生き抜いてきた少数派として注目されています。

使い方・例文

中東の宗教・民族問題や、レバノンの宗派別政治制度(コンフェッショナリズム)を学ぶ文脈でドゥルーズ派という名称が登場します。

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