トンネル照明とは?
とんねるしょうめい
トンネル内の視認性と安全性を確保するために設置される照明設備で、入口・内部・出口それぞれの特性に合わせた設計が求められます。
トンネル照明とは、道路トンネルの内部において、ドライバーが安全に走行できる視環境を提供するために設置される照明設備の総称です。屋外の明るさと暗いトンネル内の輝度差が大きいため、一般道路の照明とは異なる特殊な設計が必要です。
トンネル照明はその機能によって複数のゾーンに分けられます。入口付近の「入口部照明(野外輝度に近い明るさで目を慣れさせる)」、中間部の「基本照明(走行に必要な最低限の輝度を確保)」、そして出口付近の「出口部照明(外部の明るさへ徐々に順応させる)」です。これは「暗順応」「明順応」と呼ばれる人間の目の特性に対応するためです。
光源としては、かつてナトリウムランプや蛍光灯が主流でしたが、近年はLED照明への置き換えが急速に進んでいます。LEDは省エネルギー・長寿命・均一な配光が特長で、維持管理コストの削減にもつながります。また、外部の明るさに応じて輝度を自動調整する「調光制御」も標準的に行われています。
トンネル照明の不具合は事故に直結するため、定期的な清掃・点検・交換が法令に基づいて義務づけられています。
使い方・例文
長いトンネルに入ると最初は非常に明るく感じ、途中から目が慣れてくるのは、入口部照明が外部の明るさに近い輝度に設定されているためです。
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