トレッドミル歩行訓練とは?
とれっどみるほこうくんれん
電動ベルト上を歩くトレッドミルを用い、速度や傾斜を調整しながら歩行能力の回復・向上を図るリハビリ手法です。
トレッドミル歩行訓練とは、連続的に動くベルト面の上を歩く器具(トレッドミル)を使用して歩行能力を改善する理学療法の手技です。速度・傾斜・時間を細かく設定できるため、患者の状態に合わせた段階的なトレーニングが可能です。
通常の地面歩行との最大の違いは速度を外部から一定に制御できる点です。患者は自分で歩くペースを作る必要があるため、歩行リズムの正常化・歩幅の改善・持久力向上に効果があるとされています。また免荷式トレッドミル訓練(BWSTT)では吊り下げ装置でからだの一部を支え、歩行が困難な段階から安全に訓練を開始できます。
適応となる主な対象は脳卒中後の片麻痺・脊髄損傷・パーキンソン病・変形性膝関節症・心臓リハビリテーションなどです。脳卒中患者では歩行速度・歩行距離・歩行対称性の改善に有効であるとのエビデンスが蓄積されています。近年はロボット支援型トレッドミル(ローコマット等)との組み合わせも普及し、重度の運動障害がある患者でも早期から訓練に取り組めるようになっています。
転落や過負荷防止のため、適切な監視のもとで実施することが基本です。
使い方・例文
脳卒中後に麻痺が残る患者がトレッドミル歩行訓練を週複数回実施することで、実用的な歩行速度と持久力を段階的に取り戻します。
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